新しい試みを
2015/04/11 20:56
5月16日から末日までの栃木県益子町のつかもと作家館での
初夏のガラス展
では新しい試みもご覧いただけるように彫っています。
赤城山も二日雪になりました。が、今も桜がきれいに咲いています。

下の黄色は二年目の挑戦です。
カメオ細工のように浮き彫りを全体や部分に使ってみました。

上の作品の一部の小菊は、手になさった方だけが楽しめる浮き彫りの小菊を彫りました。
セットでなくお使いいただけるよう酒注ぎと盃 グラスを作っています。
また 蛍を初めて個展に並べます。
オーダーいただき蛍を見に行く子供達を以前作ったとき、個展にも・・と思いました。
男性にも女性にも似合う柔らかくしなった竹林を背景にしてくすんだ緑で蛍を彫ってみました。
とても沈んだ静かな景色になりました。
飲み物が映えそうです。

でも、まだ工夫するべき彫り方だと思いますので、まず蛍の第一歩をご覧いただき、ご感想をいただけたら、、と思います。よろしくお願いいたします。

今までも彫ってきたステンドグラスのシリーズ。
この形はよく絵本やクリスチャングッズにありますから、とてもすんなり描きやすくて、彫っていて楽しいです。
中の祈る人を様々に変えましたが、今回はベルナデッドを思い、素朴な農場の少女のような服装や髪型にしました。
裏はステンドグラスにあわせた線で表したユリがあります。

あいかわらず派手さはないのですが、
少し控えめで日常にあって美しいものをという気持ちを、今年も大切に制作します。
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