山の庭

2017/06/14 12:56
山の工房にいられるのも今年になり少なくなりましたが、
やはり山の工房で聞く森や林の葉擦れや夜明けの空気が絵を描かせてくれます

5月にしあげたグラスも冷たい山の風を思い出しながら制作しました



小学生時代、庭師になりたいと一時思うくらい庭が好きな子供でした

アレルギーで虫刺されと日焼けに尋常でなく悩まされるから無理!とすぐ気づかされ、幼い憧れは断念しましたが・・



勝手に花を植えてはいけなかったので、いつか自分の小さな庭をもって好きな花木や花を植えたいなと夢みていました

そのせいか、ボストン夫人の「グリーン・ノウ」シリーズや「秘密の花園」、サンドの「愛の妖精」など、庭や草花が主役の物語が大好きでした



大人になっても変わらずに、
工房を建てるとき、雪があまりなくて車で通いやすい北関東の山を選びました



山の工房は夏に個展で一週間留守にすると草ぼうぼうになり、戻った時には虫に刺されながら鍵をあける覚悟がいるほど

着いたらすぐに虫刺されの薬を塗るありさまです



が、草だらけの庭に咲く健気な花たちは作品のモデルさんになってくれて、大事な場所です



長くお待ちいただいたランプには工房で雑草とまざりながら咲いている花たちを彫りました

オダマキ 蛍袋 鈴蘭 つる薔薇 羊歯 葡萄 紫陽花に庭に住んでいる大人の妖精のイメージ

木の下にさしこむ光を輪郭をにじませて表現しました

工房と赤城や軽井沢の山は大切な場所ですが、



でも、山の工房でなくても都会の植え込みや整った公園や、おしゃれなパフェや練りきりにさえ、空想の世界は作れるのだとよく感じます






見ようとすれば、子供時代に見た妖精や動物がお話する世界はどこにもいますね

家族のことで制作時間が短くなりましたが、時間に振り回されずに何を作りたいかをしっかり持って制作していけばよいのだと思います

幸い、好きなものが重なるお客様とたくさん出会ったり、
忙しいのに手伝ってくれる友人にも恵まれています

慌てず、この道をシンプルに伸ばしていけばよいのだと思える今に感謝です



今日は病院の待合室

手術して半年
物思いを備忘してみました

北関東は梅雨冷えの数日です
皆さんもお大事にお過ごしください



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