版画展 pure Ⅱ 終了いたしました
2018/11/01 21:41
恒例の秋の版画展も終了し、芳名帖にお名前をいただいた皆様に今日でお礼状もすべて投函できました会期中にはたくさんの方々にご覧いただき、本当にありがとうございました
使い勝手を考えて制作する器とちがい、心情を素直に描く絵画表現なので、
手術後に山の暮らしから離れ家族のために日中すべてを使うようになった二年間の
懐かしい山の子供たちや庭の気配を思ったり、今介護していて落ち込みそうになる自分を慰めたり励ます気持ちや日びの祈りが現れたように感じます
そんな心情に共感していただき、関東関西、本州の南山口、九州四国東北、アメリカへと作品は向かいました
私の拙いながらも、今の精一杯の誠実をもって作ったものが喜んでいただけたら、それが作り手の喜びです
不自由になった目を補うためにルーペを使うことで、逆に描いてみたかった睫毛をかけたり、
日中時間を使えないから下地だけでもと少ない時間を重ねることで、逆にさまざまな下地を工夫できたり、、
今できること、使えることの制約が勉強させてくれました
神戸アトリエARCA、目白貝の小鳥での二回のPureが開催できたこと、ご覧いただけたこと
お客様、ギャラリー、制作をいつも助けてくれる大学の友人、タイトルの相談や祈りについて話してくれる友人や教会の姉妹
そして、ふだん大人と話す機会がほとんどない私が笑ったり勉強できるネットでつながっている友人知人…
すべてに感謝です
まだまだ未熟ですからお祝いくださったり求めてくださった皆さんのお気持ちは、叱咤激励と思っています
それはこの仕事を始めた時から変わりません…
ありがたくてなりません
仕事なのに、時間の比重が介護にかかっていることに忸怩たる思いもありますが、それも作品に反映していくようこれからも慌てずゆっくりゆっくりでも進歩できるよう制作していくことで、お礼を表したいと思います
これからもよろしくお願いいたします
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